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No.0429 HMI画面の基本形とは

HMIの設計プロセス

についてです。

 

昨今のシーケンス制御では、

タッチパネルをHMIとする為

 

設計工数が課題になっています

 

HMIの設計は、

誰が、いつ行うのでしょうか

 

そんな悩みはありませんか?

 

 

(1)なぜか?

1.従来のハードウェア設計が

ソフトウェアに移行した

 

2.毎回、違う案件の設備メーカーでは

画面仕様もまったく違う

 

3.機械立上げ、調整までの納期で

HMIの設計は先送りで順序が変わった

 

 

(2)何が問題か?

 

1.使う人の視点より

エンジニアの視点になる

 

2.ユーザー優先の設計より

機械立上げ、調整が優先になる

 

3.本質は、ユーザー視点が優先で

画面仕様を事前に承認を受ける

 

全体の設計プロセスが重要で

基本の設計手順が課題

 

 

(3)どうやる?

 

事前に基本形の仕様書を提出して

承認をとる

  

1.メニュー画面を

ホーム画面にする

「スマートホンのイメージ」

 

2.モニター画面を基本のアプリとする

装置全体のレイアウト図を活用

 

3.機械操作はモニター画面から

手動操作の画面に遷移する

 

この3つの画面づくりを

HMI設計の基本パターンとする

 

基本パターンとは

1画面内の機能選択は7つまで

 

とするなど

HMI画面の基本形をつくることです

 

相手先が異なっても

自社の画面づくりを統一しては

いかがでしょうか?