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No.0394 エレベータ運用の分析結果

今日は

人が乗るエレベータの

運用分析をレポートします

 

エレベータ動作の

プログラム用テンプレート作成で

 

運用問題が

テストで、判りました

 

これは、システム的な問題で

動作というよりは

 

運転中に割り込む

指令系の問題です

 

 

人が乗るエレベータは

常に割込み要求が発生します

 

各フロアからも

乗っている人からも

発生します

 

その要求に対して

1つの仕事中でも

 

複数の仕事に変わる

問題でした

 

 

動き出してからでも

動作の方向が一致する場合は、

 

お応えするという方針です

 

 

・ここで言葉を整理します

 

外ボタン:

各階フロアにあるボタンで

各階へ迎えに行きます

 

呼出ボタンという表現もあります

 

外ボタンでは、

行き先の方向を選択します

 

 

内ボタン:

エレベータ内のパネルにあるボタンで

行先階を選択します

 

 

この2つの選択には

2つの組合せがありました

 

マトリックスで表現すると

 

  |呼出階|行先階|

―――――――――――

上昇|   |   |

―――――――――――

下降|   |   |

―――――――――――

となります

 

 

呼出階とは、

外ボタンで呼出した階へ

迎えに行く動作です

 

これは乗る人の目的に対して

From階への移動です

 

この移動中に

他の階から同じ方向へ要求が発生すると

 

途中停止して人を載せてから

呼出階へ向かいます

 

 

行先階とは

エレベータ内のボタンで

求める行先階を選択します

 

求める行先へ移動中に

間に合う位置であれば、

 

停止して人を載せてから

目的の行先階へ移動します

 

また、

目的の行先階は

追加されます

 

ただし、

削除はできません

 

 

2つの要求

外ボタンと内ボタンから

 

上昇/下降の移動で

現在階が変化する中でも

要求を受け付けます

 

 

これらを分析した結果

 

 

独立した別のプログラムを

作成することで対応できます

 

前々回に作成した

エレベータ用テンプレートに

 

エレベータ指令生成用

プログラムの追加となります

 

 

このように、

シーケンス制御は、

運用に強くなることが

 

求められるという

貴重な情報になりました